日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。
今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。
【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。
時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。
アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。
第12弾のテーマは「プロテア」
1980年代からじわじわと流通量が高まり、今ではインテリアからブライダルまで幅広いシーンで引っ張りだこのお花、プロテア。
個性的な花姿でその人気は不動の地位を確立しつつあるものの、実際お部屋に飾るにはハードルの高さを感じている方も、まだまだ多いのではないでしょうか。
今回は、同じシリーズのブーケを2種類使い、プロテアをセンス良く、そして手軽に飾るアイディアをご紹介します。
まずは、ふだん楽しむかんたんアレンジから。
使用するのは「ワイルドプロテアブーケ」。
プロテアと共に、さまざまなリーフが既にブーケ状に組まれている商品は、花合わせが苦手な方におすすめのアイテムです。
さらに、今回はブーケをばらさずそのまま使用。リボンをお好みの長さにカットして、ペーパーラフィアの上から巻いたら完成です。
リボンは、アレンジ用と吊るし用の2本用意します。
アレンジ用は1mくらいを目安に、気持ち長めにカットしておきましょう。
吊るし用は、輪にしたときにペーパーラフィアが巻かれている位置からブーケのステム(茎)の終わりくらいまでの長さを目安にするのがおすすめです。
リボンを輪にし、片結びして、吊るし用のリボンを作ります。
吊るし用のリボンをステムに沿わせます。
ペーパーラフィアを隠すように、もう1本のリボンで吊るし用のリボンを一緒に結び留めます。
巻き終わりをリボン結びしたら完成です。
画鋲やフックに吊り下げれば、素敵なインテリアのアクセントに。
吊るし用のリボンを外し、テーブルやちょっとしたスペースに置いて飾るのもおすすめ。
リボンはブーケに使われている花材に近い色味にすると、インテリアにもナチュラルに馴染みます。
続いては、ちょっと特別感あるボリューミーなアレンジ。
「ワイルドプロテアブーケ L」を使い、シンプルな投げ入れアレンジを作っていきます。
こちらにはブーケの他に、秋を感じるアイテムをプラス。ブーケと同系色のパンパスを数本ミックスするだけでボリュームがアップします。
ベースにはスモークガラスを使って洗練された印象に。
アイボリー×グレーは、インテリアやファッションでも都会的な雰囲気を色合わせ。
また花材の足元が見えることで抜け感が生まれ、暑さが残る時期でも軽やかに飾れます。
お花と花器のバランスについてはコチラ
投げ入れる際は、花材のバランスに注意しましょう。
基本は、大まかに三角形を意識した配置に。実ものなどアクセントになるものは、少し高さを出したり、前の方に入れるなどして目立たせてあげましょう。
また、今回はパンパスを2本使っていますが、離して配置するとツノのようになってしまうので、一か所にまとめて入れています。
「ナチュラロングテールブーケ」は、キャットテールが8本で1束になっているのでばらし、アレンジのすき間に入れてボリュームをもたせる役割を。8本すべて使おうとせず、バランスを見ながらお好みの量を入れてみましょう。
お花の中でも個性が秀でたプロテアのナチュラルな表情、いかがでしたでしょうか。
花合わせに迷うことなくアレンジが完成するブーケ、ぜひ活用してみてくださいね。
飾る前に!アーティフィシャルフラワーの整え方
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