藤、クレマチス、あじさい。
涼やかな表情が魅力の和花をお部屋の中でも楽しみませんか?
和室にも洋室にもマッチする手軽なアレンジで、日本の四季の移ろいを堪能してください。
初夏を代表する花、クレマチス。
自然をそのまま切り取ったようなシンプルさで、クレマチスの表情がかえって生き生きと輝きます。
ガラスの水盤に茎を丸めて入れ、クリスタルアクセントで清涼感をプラスして。
たわわな小花に枝垂れた姿がたおやかな藤。
実際にインテリアに取り入れようとすると難易度が高いお花も、水のいらないアーティフィシャルフラワーなら自由に扱うことができます。
茎をお好みの長さにカットし、結束バンドなどで留めるだけ。
花は同じでも、ベースの色や置き方でイメージが変わりますよ。
ベースに余白を十分に残すことで藤の存在感が引き立ち、日本的な美しさが生まれます。
夏の訪れを告げる花、あじさい。
厚い雲の上に広がる空の色を吸い取ったかのような花弁が、梅雨時の室内を明るく照らしてくれます。
胸のすくような青と楚々とした白、
咲きかたの違うあじさいを合わせてセンスアップ。
同じ花種でもまったく表情が違うあじさいは、一緒に飾るとさらに情感が増します。
心にやさしく訴えかける、和花の凛とした佇まい。
その普遍的な美しさは、見慣れた風景を情景に変える奥深さを放ちます。