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【今月のちょこテク】Vol.12 ほんのちょっとで大きなちがい!ボリュームの出る束ねかた
2021/08/05 00:00

【今月のちょこテク】 Vol.12

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる連載、 【今月のちょこテク】。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第12弾のテーマは「高低差をつけて束ねる」

ベースとして根強い人気を誇る、バスケット。無造作にお花を投げ入れるだけでも絵になるアイテムですが、ここはあえて上級者っぽく飾りたい! ちょっと差がつくアレンジに見せるには、お花の束ね方にポイントがありました。

ボリュームアップで差をつける!

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

バスケットにお花を飾るとき、多くの場合はお花を片側に流すように入れますよね。 バスケットのサイズにもよりますが、お花の量が少ないとちょっと寂しい…。 そんなときにも押さえておくと便利なポイントが、束ねるお花をずらすこと。 花の位置を少しずつずらしながら長めに束ねるだけで、お花のボリュームがアップして見えるんです!

ブーケを活用してテクニックをカバーする

とはいえ、完全に1から自分で作るとなると、花材選びから迷ってしまいますね。 そんなときに重宝するのがブーケ。 縦長にデザインされたブーケを活用し、それを軸に他の花材をプラスしていけば 簡単なうえに、自分らしさもプラスできちゃいます。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

今回はスモーキー調のラベンダーブーケを軸に、ドライ調のラナンキュラスとニゲラを合わせて、全体をシャビ―シックなテイストにまとめます。 ●シャビーシックとは… 「古めかしい」という意味のshabbyと、「上品な」という意味のchicを合わせたインテリア用語。 使い込まれていながらも上品で味のあるものを取り入れたインテリアを指す。 カラーパレットはホワイトに淡いピンクやイエロー、ブルーなどのパステルカラー。

花材の大きさでバランスを整える

束ねる際は、細長い花材(ラインフラワー)を先端の方に、 ボリュームのある花材(マスフラワー)を根元の方に入れるとバランスが良くなります。 さらに、小花とボリュームのあるお花の中間のサイズのお花も入れると全体につながりが生まれます。 今回は、ラベンダー(ラインフラワー)ラナンキュラス(マスフラワー)のサイズをつなぐため、ニゲラを使用しています。 下の方に入れるラナンキュラスは、真横・真上などに並ばないように少しずつずらすようにしましょう。 ●ラインフラワーとマスフラワーって何?詳しくはコチラ≫ 束ねたらステム(茎)を切りそろえるのを忘れずに。麻ひもで結ぶとよりナチュラルな雰囲気が出るのでおすすめです。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

いかがでしょうか。花材が3種類とは思えないほどしっかりとボリュームが出ました! 高低差をつけて束ねたブーケは、そのままスワッグとして飾っても。室内がぐっと華やかな印象になりますよ。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

ほんのちょこっとのポイントで大きな差が出るテクニックをご紹介する「今月のちょこテク」、いかがでしたでしょうか? 束ねるだけ、投げ入れるだけ…とはいうものの、実際素敵に見せようとするとなかなか試行錯誤してしまうのが、フラワーアレンジの奥深いところ。 「今月のちょこテク」は今回をもって最終回となりますが、ここまでご紹介したテクニックをもとに、 ぜひあなただけの 花のある暮らし をエンジョイしてくださいね。 またいつかどこかでお会いしましょう!

アーティフィシャルフラワーの作りについて さらに詳しくはコチラ アーティフィシャルフラワーとは?- 1からわかる基本と魅力 -

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【今月のちょこテク】Vol.11 フラワーアレンジをもっと自由に♪素材の組み合わせを楽しむ
2021/07/05 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

【今月のちょこテク】 Vol.11

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる連載、 【今月のちょこテク】。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第11弾のテーマは「他の素材と合わせて飾る」

MAGIQはアーティフィシャルフラワーだけじゃない! 実は野菜やフルーツもあるってご存知でしたか? お花だけにとらわれず、季節のフルーツなどを一緒に飾れば、さらにいろいろなコーディネートが楽しめます。

ベースに天然素材を取り入れる

蘭とグリーン、フルーツをバスケットに詰め込んだ、どこかオリエンタルな香り漂うアレンジ。 リボンの代わりに結んだラフィアや、中に敷いたジュートなど、天然素材のアイテムをふんだんに取り入れることで、リラックスムードが生まれます。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ アレンジメント完成

アイテムで意識するのは「コントラスト」

今回使用するアイテムはこちら。 ポイントは、互いの色を引き立て合う蘭とレモン。ビビッドカラー同士の組み合わせは少し勇気がいりますが、やわらかなコーラル系のピンクなら主張が強すぎず、意外とどんな色の花材とも好相性なんです。 フルーツはレモンとアーティチョークの2種類を使用します。どちらもコロンとしたフォルムですが、表面の造形が対照的で。 またサイズにも少し差をつけると、グッと目を引くディスプレイになりますよ。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ 花材

用意するのはカットするものと、紙

蘭は先端から30cmくらい、グリーンは6cmくらいそれぞれカットして、全体が同じくらいの長さになるよう揃えます。 ボリュームのあるグリーンのブッシュは空間を埋めてくれるので、ポイントとして使用すると○。今回はパームファーンを使用していますが、アジアンタムなどもおすすめです。 花材のステム(茎)にはワイヤーが入っているので、カットにはワイヤーカッターがあると便利ですよ。 新聞紙などの紙は、丸めてフルーツを入れる部分の底上げに使用。 紙と紙で花材を挟むことで、固定の役割も果たしてくれます。

あとは順番に入れていくだけ!

花材の準備ができたら、あとはバスケットに入れていくだけで完成。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ
  • 1.ラフィアをバスケットの持ち手にリボン結びします。グリーンを入れ、グリーンを挟むように丸めた紙を入れて、固定&かさ増しします。
  • 2.グリーンの隣りに蘭を入れます。
  • 3.紙の上にカットしたジュートを載せます。少し角を出すことで立体感もプラスできますよ。
  • 4.ジュートの上にフルーツを載せて完成!

ピンク、イエロー、フレッシュなグリーンと、色合いもポイントの今回のアレンジ。 夏だからこそ、インテリアもビビッドカラーでちょっと大胆に楽しみたいですね。

アーティフィシャルフラワーの作りについて さらに詳しくはコチラ アーティフィシャルフラワーとは?- 1からわかる基本と魅力 -

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【今月のちょこテク】Vol.10 存在感は「余白」で引き出す アレンジを際立たせるテクニック
2021/06/04 00:00

【今月のちょこテク】 Vol.10

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる連載、 【今月のちょこテク】。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第10弾のテーマは「空間を感じる飾り方」

夏の気配が感じられる日が増えてきたこの頃。 湿度も気になり始めるこの時期、フラワーアレンジからも心地よさを取り入れてみませんか? 花材は少ない本数で「間(ま)」を作り、生けるベースも天然素材で。 和を感じさせる飾り方をマスターすれば、楚々とした涼しげな雰囲気を演出できます。 使用するのは、「つる性植物の女王」の異名ももつクレマチスと、ベリー。 つる性の花材は、美しいシルエットが伸びやかに広がるので、周りの空間も取り込み、凛とした佇まいに。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ 花材

アーティフィシャルフラワーならでは!茎は丸めて入れるだけ

クレマチスは茎を数センチカットし、折り曲げてバスケットに入れます。 茎を丸めて入れることで固定され、つるが上に伸びるようにデザインできます。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

空間は前後左右を意識する

花材をぎゅっと集めず、少ない本数で「間」を意識しながら飾る。 今回のように飾るベースの口が大きい場合、上から見ても寂しくないように、口元にもう1種類花材を足すとバランスが良くなります。 クレマチスの花と伸びやかな茎が映えるよう、今回は実ものをプラス。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

正面だけでなく、横から見たときの空間の使いかたも意識します。 バスケットの持ち手の後ろに枝を、手前に垂れるように実ものを。こうすることで前後の奥行きが出て、より立体的で存在感ある仕上がりに。 バスケットの「面」が強調され、圧迫感が出てしまうので、飾る場所は目線の高さくらいの所がおすすめです。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

少ない花材だからこそ意識しやすい「間」。 季節感が出るだけでなく、和の味わいも感じさせ、さらにちょっとした上級者感も出てしまう今回のテクニックは、 フラワーアレンジに苦手意識がある方もチャレンジしやすいのではないでしょうか? 花材の色を変えたり、ベースもお好みのものを取り入れたりして、 ぜひ自分好みに楽しんでみてください。

アーティフィシャルフラワーの作りについて さらに詳しくはコチラ アーティフィシャルフラワーとは?- 1からわかる基本と魅力 -

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