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【今月のちょこテク】Vol.9 イメージをカタチに。アーティフィシャルフラワーの「花合わせ」実践編!
2021/05/01 00:00

【今月のちょこテク】 Vol.9

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる連載、 【今月のちょこテク】。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第9弾のテーマは「色・形を意識した花合わせ」

布やプラスチック、発泡スチロールなど、さまざまな素材感のものがあるアーティフィシャルフラワー。 飾るのは手軽。でも生花のように透明感がないぶん、実は花合わせが生花よりも難しいんです。 うまく組み合わせるためにはどんなポイントがあるのでしょうか?詳しく解説していきます!

イメージを固め、テイストを統一する

まずはテイストを統一させましょう。ナチュラルにしたいのか、エレガントにしたいのか、モダンにしたいのか…等々、雰囲気によって花材のテイストは変わってくるので、事前にアレンジのイメージをしっかりと固めておくことが大切です。 アーティフィシャルフラワーのテイストにはいくつか種類がありますが、複数のテイストは混ぜないようにします。 今回は、フレッシュで瑞々しいイメージなので、ドライ風の加工がされたものや、くすんだ色合いのものなどは混ぜません。

【完成イメージ】 アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ アレンジメント完成

ポイントは「グラデーション」と「バリエーション」

今回のアレンジは一見、とてもシンプル。 白とグリーンで揃えればOKだよね、とあまり深く考えずに花材を選びたくなってしまうところですが、ちょっと待って! シンプルな時ほど、色・サイズをしっかりと意識することが大切です。

色合わせは「グラデーション」

今回は白グリーンのワントーンの色合いなので、段階的に色の明るさを変えて、白~グリーンのグラデーションになるようにしています。 またグリーンは、すずらん→クリスマスローズ→ワイルドローズ→アジアンタムの順で色味が濃くなっています。 使用のワイルドローズのように、グラデーションがついた花材ならさらに色の幅が増え、フレッシュ感が出るのでおすすめです。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ 花材

形と大きさは「バリエーション」

ひらひらしたクリスマスローズは顔が大きくアイキャッチに、 すずらんはつぶ状で繊細さを出してくれるだけでなく、ライン状なのでアレンジメントの流れを作ってくれます。 立体感のあるスプレー状のワイルドローズは、クリスマスローズとすずらんの中間のサイズで2つのお花のつなぎになり、全体のボリュームを出してくれます。 アジアンタムの細かい葉も、すずらんの面の広い葉とコントラストを出します。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ 

今回の「グラデーション」と「バリエーション」で大きなポイントとなっているのは、絶妙なカラーのワイルドローズの存在。 こちらを色・サイズ共にクリスマスローズに近いものに差し替えてみると…。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ 例 アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ 悪い例

いかがでしょうか。 色と形が似ているもの同士だとお互いが引き立たず、なんとなく全体がぼやけている印象に見えますね。 自分で1からアーティフィシャルフラワーを選ぶのも、アレンジメントを作る際の楽しみのひとつ。 基本を抑えて花材をチョイスできるようになると、デザインの幅が広がります。 ぜひ参考にしてみてくださいね。

アーティフィシャルフラワーの作りについて さらに詳しくはコチラ アーティフィシャルフラワーとは?- 1からわかる基本と魅力 -

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アーティフィシャルフラワーのテイストの違い

①美しい生花の魅力をリアルに再現したリアリスティックな花

植生を意識した上で、つぼみから美しく開いた花まで生花の持つフレッシュ感にこだわりをもって再現した花。 花弁・がく・茎・枝・葉・実…など、花のあらゆる要素のバランスに細かく注意を払うと同時に、デザインを施しやすいスタイルに整えています。

アーティフィシャルフラワー(造花)のクオリティ アーティフィシャルフラワー(造花)のクオリティ

②生花の魅力をアートに創造したアーティスティックな花

トレンド性の強い色味重視の花や、ファッション性の高い素材感重視の花。 またグリッターやビーズなどでデコレーションするなど、アーティフィシャルフラワーならではの「花の魅力」を、さまざまな素材や加工方法を駆使して表現しています。

アーティフィシャルフラワー(造花)のクオリティ アーティフィシャルフラワー(造花)のクオリティ
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【今月のちょこテク】Vol.8 花合わせラクラク!裏ワザで作る上級者風ブーケ
2021/04/05 00:00
アーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになるテクニック

【今月のちょこテク】 Vol.8

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる連載、 【今月のちょこテク】。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第8弾のテーマは「束ねやすい花材選び」

初心者さんがブーケを作る際、悩んでしまうのが一番最初の花材選びですよね。 さまざまな種類があるアーティフィシャルフラワーの中で、一から花合わせをしなくても良いアイテムを活用すれば、簡単にブーケを作れます。 できたブーケを花瓶に飾れば、上級者風のフラワーインテリアに♪ 今回使う花材はこちら。 MAGIQのアーティフィシャルフラワーには、お花とグリーンがコーディネートされて束ねてある商品もあるんです。 それらは「ブーケ」や「バンドル」と呼ばれ、花合わせの手間を省きたいときなどに重宝します。

アーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになるテクニック

それでは花材を束ねていきましょう。 ブーケやバンドルは下の方の葉がすっきりと処理されているので、基本的にはばらしたらそのまま束ねることができます。

アーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになるテクニック
  • 束ねる位置より下に葉があるときは先にカットしておきましょう。

今回は、バラとスカビオサが3輪ずつ含まれています。 このように同じお花が3本あると、アレンジ全体に散らせてバランスを取りやすくなりますよ。 ただし、3本を等間隔で入れると不自然になってしまうので、不等辺三角形を意識して入れ込むようにしましょう。

【例:バラの配置】

アーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになるテクニック

束ねるものは、白色の結束バンドが最も手軽で目立たず、おすすめ。 今回はガラスの花器なので、結束バンドが見えないよう、花や葉のボリュームで隠れる辺りで留めましょう。 留めたい部分が見えてしまうという場合には、外から見えても良い素材のものを。 麻紐や細いリボンだとナチュラル感がプラスされて可愛らしくなります。 イメージや見せたい雰囲気に合わせて色々楽しんでみましょう。

アーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになるテクニック

バラのブーケにバンドル2種類を足しただけでこのボリューム。簡単にきれいに飾ることができました。

いかがでしたでしょうか。 テーブルコーディネートなどのおうちのインテリアはもちろん、ギフトでブーケを自作してみたい!というときにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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ブーケとバンドルって?

ブーケ

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック
花やグリーンがコーディネートされて束ねてある商品。そのまま飾っても他の花材をプラスしても良い。

バンドル

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック
花材が数本束ねられている商品。ブーケとの違いは、いろんな花材が組み合わされているというより、同じ花材が数本束ねてあるものが多い。他の花材と組み合わせてブーケにしやすい商品。
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【今月のちょこテク】Vol.7 テクニックいらず?憧れアレンジを叶える「四方見」
2021/03/05 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

【今月のちょこテク】 Vol.7

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる連載、 【今月のちょこテク】。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第7弾のテーマは「ブーケ風に束ねて飾る」

ボリュームを出してお花を飾りたいとき、生花だとさまざまなテクニックが必要。その点、アーティフィシャルフラワーなら、ポイントを抑えるだけで簡単に美しく飾れます。 今回お伝えするテクニックは、いわゆる「四方見」。後ろや前など、決まった向きのない「四方見」の束ね方をマスターすれば、フラワーアレンジの幅が広がります。 ブーケやテーブルフラワーなど、憧れだけど作りかたがわからない…という方は必見です! 使うのはこれら5種類のバンドルやブーケ。 ミモザやマトリカリアのように、1本の茎にお花がたくさんついている花材をミックスすると、少ない本数でもボリュームが出せます。 また、メインにしたい大きめのお花以外に小花を混ぜておくと便利。高さを出したい部分など、後からシルエットを微調整したいときに役立ちます。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

アーティフィシャルフラワーをしっかりと広げたら、好きな順番で束ねていきます。 「え、カットしながら生けていくんじゃないの?」と思った方。 全部束ねてから器に生ける方法は、先にお花全体のバランスを決めてからまとめてカットできるので、初心者さんにはおすすめですよ。 また生花の場合、束ねる段階でスパイラルやパラレルといったテクニックが必要になりますが、 お花の角度や向きを自由に整えることができるアーティフィシャルフラワーは、パラレルで単純に束ねてしまって大丈夫です。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

お花が枝分かれしている部分より下でステムを留めます。ステムを留めるものは、結束バンドやワイヤー、紐やラフィアなど、自分が使いやすいものでOK。 ただし、生けるのがガラスの器の場合は、中が見えても良い素材のものを選ぶようにしましょう。 お好みのバランスに整えたら、器のサイズに合わせてステムをカットして完成です。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

背面のない空間といえばテーブル。テーブルにお花を飾るのは特別な時だけというイメージがありますが、ぜひこれを機に取り入れてみてくださいね。

アーティフィシャルフラワー(造花)をきれいに飾るコツ

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お花を束ねるテクニック

花束の束ね方には、パラレル(並行)とスパイラル(らせん状)があります。 アーティフィシャルフラワーは、ステム(茎)や花首を自由に曲げることができるので、パラレルに束ねてもスパイラルのように花材を広げることができます。

お花を束ねるテクニック パラレル

パラレル

すべての茎を並行にまとめます。
お花を束ねるテクニック スパイラル

スパイラル

すべての茎を一方向のらせん状にまとめます。
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