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【今月のちょこデコ】春のお庭を閉じ込める シャンペトル風ブーケを飾ろう
2023/01/05 00:00
インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

お花でお部屋をデコレーション!新連載【今月のちょこデコ】

おしゃれなお部屋に必ずと言っていいほど取り入れられている、お花やグリーン。 色や種類にとらわれず、自由に飾るのももちろん素敵ですが、 時にはインテリアのテイストに合わせて花器やお花を選べたら…よりお部屋がセンスアップする気がしませんか? 新連載「今月のちょこデコ」では、この数年の定番人気といえる「インダストリアル」「北欧風ナチュラル」「シャビー・シック」の3つのインテリアスタイルについてお伝えするとともに、 それぞれの世界観を手軽に演出するお花の選びかた・飾りかたをご提案。 模様替えの参考に、新生活のスタートに。 ほんの小さなスペースから、あなたのお部屋をちょこっとデコレーションしてみませんか?

第18弾のテーマは 「春のお庭を閉じ込める シャンペトル風ブーケを飾ろう」

冬の真っただ中。 外の景色はまだまだ色彩に乏しい今の時期は、アーティフィシャルフラワーでお部屋の中から春を感じませんか。 今回は「春のお庭」をテーマに、シャンペトル風ブーケのご提案。 ナチュラルさと華やかさが絶妙に合わさったブーケを、シャビーシックなインテリアの中に飾りました。

インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

シャンペトルはフランス語で「田舎風」という意味。 シャンペトルブーケとは、その名のとおりどこか田舎の風景を連想させるような、飾らない無造作感が魅力のアレンジです。 使うお花は、ダリアやバラといった華やかな存在感があるものというよりも、野原に咲いていそうな素朴なものを。 また、ハーブを中心にいろいろな種類のグリーンをたっぷりと使うと、アレンジに動きが生まれ、より自然に近い表情に仕上がります。 今回は数種類のバンドルとブーケに、ローズマリーをミックスしました。 リーフやお花とのバランスが整ったバンドルは、花合わせを考える際の大きな手助けとなってくれる便利アイテム。 グラミネなど穂状のお花が入っているものを選ぶと、アレンジの中で自然な高低差が出るのでおすすめです。

インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

バンドルとブーケをばらし、主役のお花をひとつ決めたら、別のお花を添えるように束ねていきます。 束ねる際はお花の種類が散らばるように心掛けて。 また、花材を束ねる時はギュッと掴まないように。自分の指を小さな器だと思って軽くつかみ、その中にお花を投げ入れていくイメージで束ねていきましょう。 ステム(茎)はまっすぐに。 アーティフィシャルフラワーはステムにワイヤーが入っているので、容易に好きな方向に曲げてボリュームを出すことができます。 むずかしい技術は使わず、パラレルに束ねていけばOKです。 上から見るとこんな感じ。 お花とお花の間にグリーンを入れると、ふんわりとしたボリューム感が出ます。

インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

また花材の組み合わせを選ぶ際は、色味のグラデーションを意識しましょう。 花びら、花芯など、ひとつひとつのお花に使われた色をよく観察して、繋がりを感じさせる色合わせにすると自然に仕上がりますよ。 束ね終わったらワイヤーや結束バンドなどで留め、上から麻ひもを巻きます。 束ねる位置より下にあるリーフはカットして落としましょう。

インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた
ベースは、シャビーシックなインテリアに欠かせない、カゴ。 ブーケのナチュラル感をさらに可愛らしくおしゃれに演出してくれます。 お花の重みでカゴが傾いてしまう場合は、花器などを忍ばせて重石代わりに。 重石にするものは、カゴから見えない高さのものを選ぶようにします。
インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

摘んできた野花をそのまま束ねたようにラフな表情が美しいブーケと、 素材の風合いが織りなす古めかしさ、そこだけ時間がゆったりと流れているように優雅なシャビーシックのインテリア。 色味を抑えて空間を作れば、ラナンキュラスの鮮やかさがいっそう引き立ち、目が覚めるように空間に浮かび上がります。 止まった時を動かすように、冬から春への気配を感じさせてくれるシャンペトル風ブーケのアレンジ。 ぜひあなたのお部屋にも取り入れてみてくださいね。

≫シャビー・シックスタイルとは?さらに詳しくはコチラ

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