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【Only one Wedding】ウェディングブーケを作ろう ブーケの基本編
2023/03/15 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)で手作りするウェディングアイテム

永遠に咲くお花で、あなただけのウェディング。

一生に一度の結婚式。 「特別な思い出」を、あなたらしく手作りしませんか? 新連載【 Only one Wedding 】では、MAGIQのアーティフィシャルフラワーを使った、手作りウェディングアイテムをご提案します。 アーティフィシャルフラワーは永遠に咲くお花。 式の後も、好きな場所に好きなだけ飾っておくことができますよ。 大切な日の思い出を、いつまでも鮮やかに、美しく。

第7弾のテーマは「基本を解説 ウェディングブーケとは?」

結婚式の演出に欠かせないウェディングブーケ。 これまで本連載では、前撮り、お色直し、トスブーケと、シーンごとにおすすめのブーケをご提案してきましたが、今回から今一度基本に立ち返ってみます。 そもそもウェディングブーケの種類とは? 自分で作る場合の難易度はどのくらい? デザインごとの構造は? などなど、ウェディングシーン以外でもきっと活用できる基礎知識と、ウェディングブーケの中でもベーシックなデザインをピックアップして、その作り方などを順番にご紹介していきます。

ウェディングブーケの主な種類と特徴

ウェディングブーケにはさまざまな形・種類があります。 どの形のブーケにするか、一番大切なのは花嫁さんご自身のご希望なのはもちろんですが、重要なのはそれだけではありません。 予算や使用したいお花、ドレスの色・形、花嫁さんの体型など、ブーケのデザインを考えるにあたっての要素は多岐にわたります。 基本的なブーケの種類と、それぞれに合うドレスの形をまとめてみたので、参考にしてみてください。

 ウェディングブーケの種類 ラウンドブーケ

丸い形のブーケ。 他のブーケの中心部形成の上で基本となる形。 様々なラインのドレスに合わせやすい。

 ウェディングブーケの種類 キャスケードブーケ

「小さな滝」を意味することから、流れるような形にまとめたブーケ。 後ろの裾が長く、縦を強調したスレンダーラインのドレスなどに合う。

 ウェディングブーケの種類 ティアドロップブーケ

涙のしずく型のブーケ。 ショートキャスケードのような形。 キャスケードブーケ同様、大人っぽい雰囲気のドレスに合う。

 ウェディングブーケの種類 シャワーブーケ

シャワーが降り注ぐように花材が放射状に広がった、横幅が広いブーケ。 マーメイドラインやAラインなど、ラインがスッキリとした大人っぽい雰囲気のドレスに合う。

 ウェディングブーケの種類 アームブーケ

花の自然なラインを活かして茎をつけたまま束ねるブーケ。 マーメイドラインやAラインなど、ラインがスッキリとした大人っぽい雰囲気のドレスに合う。

 ウェディングブーケの種類 クラッチブーケ

数本の花を集めて手に握れる形にまとめたナチュラルなブーケ。 マーメイドラインやAラインなど、ラインがスッキリとした大人っぽい雰囲気のドレスに合う。

 ウェディングブーケの種類 ボールブーケ

ボール型にデザインしたハンギングタイプのブーケ。 プリンセスラインなどボリュームのある可愛らしい雰囲気のドレスに合う。 和装ウェディングにも人気。

 ウェディングブーケの種類 バッグブーケ

ハンドル部分を手に持ったり、腕に掛けて持つスタイルのブーケ。 プリンセスラインなどボリュームのある可愛らしい雰囲気のドレスに合う。 お色直しや2次会にもおすすめ。

 ウェディングブーケの種類 リースブーケ

リース状に花を組んで持ち手を付けたり、そのまま手に掛けて持つスタイルのブーケ。 プリンセスラインなどボリュームのある可愛らしい雰囲気のドレスに合う。

ブーケ作りに必要な道具

ブーケ作りに必要なのはお花だけではありません。 アーティフィシャルフラワーで作る場合、専用の道具を一通り揃えると作業がしやすくなります。

  • アーティフィシャルカッター  …ほとんどのアーティフィシャルフラワーはステムにワイヤーが入っているため、普通のハサミではカットできなかったり、刃こぼれしてしまうことがあります。
  • クラフトハサミ  …リボンをきれいにカットするのにおすすめ。細いワイヤーであればカットできるタイプもあります。
  • クラフトペンチ  …ワイヤーをしっかりと巻き留めるのに持っていると重宝します。
  • リボン  …ブーケの持ち手を飾ります。ブーケの雰囲気やデザインに合わせて、色や質感を選びましょう。
  • 地巻ワイヤー  …アーティフィシャルフラワーで作成する場合、花材を巻き留める際滑りづらい地巻ワイヤーを使用します。
  • フラワーテープ  …ワイヤーの処理をするために使用します。
  • ブーケスタンド  …ホルダーブーケ(後述)の場合。ブーケホルダーを挿して固定し、お花をアレンジしていきます。

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ブーケの制作方法

ブーケを実際作ってみようとなった場合、どのようなテクニックが必要なのでしょうか? ここでは代表的な3種類の技法について簡単にご紹介します。

①ホルダーブーケ

ホルダーブーケとは、ブーケホルダーという専用の土台に花材を挿していく技法。 比較的簡単なので、初心者さんはまずこちらからチャレンジしてみるのがおすすめ。

②ワイヤリングブーケ

ワイヤリングブーケとは、すべての花材にワイヤーを通し、テーピングを施してから組み立てていく技法をいいます。 ワイヤリングは、ワイヤーを使って花やステム(茎)、リーフを補強するテクニックのこと。 これを施すことで、花の向きや配置などを自由に手直しできます。 また、お花を花首でカットし、ステムの代わりにワイヤーを通し直すことで、ブーケが軽く仕上がります。 ≫ワイヤリングについて詳しくはコチラ:「クラフトはじめて特集 ワイヤリング編」

ワイヤリングブーケは手間がかかり、ちょっとした技術が必要な技法ではありますが、 ブーケのサイズやデザインに至るまで自由度が高く、オリジナリティ溢れるブーケを作ることができます。

③ナチュラルステムブーケ

自然の茎を生かして束ねていく技法。 束ねた茎の部分もデザインの一部となるので、茎のきれいな花材を選び、丁寧に束ねます。 次回は、ご紹介した技法のなかから「ワイヤリングブーケ」のテクニックを使った、ラウンドブーケの簡単な作り方についてお届けします。 どうぞお楽しみに!

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