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【今月のちょこテク】Vol.3 コツをつかんでセンスアップ!お花の組み合わせを楽しもう
2020/11/05 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

【今月のちょこテク】 Vol.3

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる新連載、 【今月のちょこテク】が新たにスタート。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします! 第1弾・第2弾はコチラから♪

第3弾のテーマは「花材の組み合わせ」

アーティフィシャルフラワーも生花も、お花の大きさや形、質感はさまざまですよね。まったく形状の違うお花をカッコよく飾れるようになったら、お花のある暮らしがきっとさらに楽しくなるはず! 今回メインで使用するのは、シルエットが特徴的なコットンフラワー。ふわふわの質感にあたたかみがあり、リビングや寝室などリラックススペースの冬インテリアにもぴったり♥ コットンフラワーのように、一つのかたまりのような大きな丸いお花(マスフラワー*)には、空間を繋げてくれるジプソのような小花がマッチします。 *マスフラワーとは?詳しくはコチラへ! 手元にアーティフィシャルフラワーを用意したら、まずはきれいに広げて形を整えましょう。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

2つのお花をまずはそのまま花瓶に飾ってみます。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

ボリューミーなコットンフラワーと、華奢なラインのジプソ。このままでも悪くはないけれど、どことなくそっけない雰囲気にも見えませんか? それぞれ個性のあるお花。せっかくならもっと素敵に見せたい! 実は、このように形状が対照的なお花は、高低差をつけて飾るとより美しく見えます。 そこで今回は花材をカットしてみましょう! まずは生けたい器を決めます。今回使用するのはこちらの2つ。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

器が決まったら、器のサイズに合わせてお花をカットします。 ハサミを入れるのは、ピンクの○で囲んだ枝分かれしている部分。茎や枝の長さを十分に残してカットしましょう。

カット前

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

カット後

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

花器のサイズにフィットした、程よいボリューム感のアレンジに仕上がりました!

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック

コットンフラワーのように形やサイズにボリュームのあるお花は、花瓶に対して低めの位置に生けてもリズムが出て素敵になります。 では今月のちょこテクのおさらいです。 大きさ・形の違うお花を飾るときは ➤器のサイズに合わせて、枝分かれしている部分をカットする ➤カットする際は枝の長さを残す ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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お花の形状って?種類を解説!

お花と一口に言っても、その形や大きさはさまざま。具体的にはどんな種類があって、どんな風に組み合わせたらいいのでしょうか?種類別にご説明します!

①ラインフラワー

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック
線的な花。 1本の茎の上に個々の花が長く並んでいるもので、直線的なデザインまたは骨組みとなるお花のことをいいます。 例:デルフィニウム、ストック、ベロニカ、ラベンダーなど

②マスフラワー

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック
かたまり的な花。 花の形が大きく丸いもので、ラインフラワーとフォームフラワーの中間に位置するお花のことをいいます。 今回登場しているコットンフラワーもここに入ります。 例:バラ、ダリア、ラナンキュラスなど

③フォームフラワー

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック
特殊な形態の花。 個性的な花の特性を生かし、フォーカルポイント(作品の焦点・アレンジのメイン)などに用いるお花のことをいいます。 例:アンスリウム、ストレチア、ユリなど 一般的に、マスフラワーをメインにしたいときにはフォームフラワーは使わないようにします。

④フィラーフラワー

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るテクニック
埋め草的な花。 小さいたくさんの小花がついています。 花と花とのすき間を埋めて、空間を満たしたり、繋げる役目をもっています。 例:カスミソウ(ジプソ)、ブプレウムなど

アレンジメントを作るときはもちろん、さりげなくお花を飾りたいというときも、 こういったお花の形状を踏まえつつ、イメージに合った花材をチョイスするように意識してみましょう。 積み重ねていくうちに、「おっ」と目を引くセンスが身についているはず…♪ ぜひ参考にしてみてくださいね!

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【今月のちょこテク】Vol.2 より自然に、美しく。器とお花のバランスを学ぶ!
2020/10/05 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

【今月のちょこテク】 Vol.2

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる新連載、 【今月のちょこテク】が新たにスタート。 どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!

第2弾のテーマは「お花と器のバランス」

前回と同じ花瓶を使って 数本のお花をきれいに、かつ自然に見えるように飾ってみましょう! 第1弾はコチラから♪ 【今月のちょこテク】一輪挿しから始めよう。いくつものお花で空間を彩る♪ まずは基本!アーティフィシャルフラワーを広げていきましょう。 アーティフィシャルフラワーは茎にワイヤーが入っているので、簡単に曲げたり広げたりすることができます。 360度、どの向きから見てもきれいに見えるよう、まんべんなく広げましょう。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

と言ってもこれがなかなか難しい…自然に見えるポイントはどこにあるのでしょうか? それをつかむために、リアルのお花を観察してみるのもおすすめ。 よーく見ると、どのお花もちゃんと太陽の光に当たれるように、それぞれが重なり合わないよう絶妙に異なる向きで咲いているのがわかります。 そんな植生を意識して広げていくと…

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

完成! まるで生花のようにみずみずしい表情に仕上がりました! ではこのようにお花や茎を広げてあげないと…?

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

どことなく寂しげ。また、よい例に比べてしなやかさが感じられず、元気がないように見えてしまいますよね。 改めて2つを見比べてみましょう。

よい例

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

× わるい例

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ
2つの違い、おわかりいただけるでしょうか?

さらに上の2つを注意深く見比べてみると…少しだけ、お花の”高さ”も違うような? 生花を活ける際にも共通のポイントですが、実はお花を飾るときは花瓶とお花の高さの比率も大切なんです。 飾ったときにきれいに見える基本の比率の目安は 花瓶 : 花材 = 1 : 1。 今回の場合、リーフが埋まってしまって、比率に対して花の高さも少し足りないのでグラニュレイトを入れてかさ増ししています。 また枝分かれの部分が器に埋まりすぎているとお花が広がらず、窮屈な印象に見えてしまいます。こういった点でも、高さの比率を意識することはとても重要です。 石や砂を使って、飾りたい花瓶に合わせて調節してみてくださいね。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

お花を少し高めに飾りたいときでも、上記の比率でお花を1.5程度に収めるのがおすすめですよ。 また使用しているような脚つきの花器では、脚の部分は高さに入れずに算出してOKです。 では今月のちょこテクのおさらいです。 ➤お花や葉は重なり合わないように意識して整える ➤きれいに見える比率は、お花 : 花瓶 = 1 : 1 ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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【今月のちょこテク】Vol.1 一輪挿しから始めよう!いくつものお花で空間を彩る
2020/09/05 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

新連載、【今月のちょこテク】

生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。 自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。 そこで! ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる新連載、 【今月のちょこテク】が新たにスタート。 どなたでもすぐにマネできる、お花をきれいに見せる飾り方や、アーティフィシャルフラワーならではのコツをプロが伝授いたします!

シリーズ第1弾のテーマは「お花の向き」

アーティフィシャルフラワーを飾る際のポイントを押さえながら、さまざまな形のお花をセンス良く飾ってみましょう!

お花を選ぶ際のポイントは?

生花にも共通して言えることですが、一輪挿しで飾る場合、シルエットが造形的で1本で絵になるお花がおすすめ。 今回登場するお花たちは、 アネモネ:茎がのびやかでシルエットが美しいお花 バラ:1輪で重厚感があるお花 アンスリウム:「フォームフラワー」と呼ばれる特殊な形態の個性的なお花 というように、それぞれに個性があります。 お花を選ぶ際のポイントとして参考にしてみてくださいね。 ではお花を飾っていきましょう! お花を飾るときにはどうしても”正面”を意識しがちですが…

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

必ずしも正面にこだわる必要はなく、花全体のシルエットを楽しむとガラリと雰囲気が変わります。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ 風でゆらゆらと揺れそうなやわらかい表情になりました!

一輪挿しをいくつも並べて飾る際は、お花をカットして高低差をつけるとリズムが生まれます。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

お花を器に当ててみてバランスを見ながら茎をカットしていきましょう。今回登場しているアンスリウムやバラのようなボリュームのあるお花は、短めにカットしても可愛いです。

アーティフィシャルフラワー(造花)を上手に飾るコツ

こちらも生花でも活かせるポイントなのでぜひ覚えておいてくださいね♪ では今月のちょこテクのおさらいです! ➤一輪挿しにおすすめのお花はシルエットが造形的なお花 ➤正面にこだわらず、お花全体のシルエットを楽しむ ➤茎は、お花を花器に当ててバランスを見ながらカットする いかがでしたでしょうか? これらのコツをおさえて、アーティフィシャルフラワーライフをさらに楽しみましょう♪

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