日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。
今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。
【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。
時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。
アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。
第11弾のテーマは「マム」
品種改良が重ねられ、和菊・洋菊と今や数多くの品種が出回る、マム。 まったく異なる表情が楽しめるからこそ、和と洋、それぞれの魅力を引き出したアレンジを楽しみましょう。 たまにはふだんの食卓を楽しく、華やかに。 シンプルな投げ入れではなく、日常にもちょっと凝ったアレンジを取り入れてみませんか? 古典菊を使った和モダンなフラワーインテリア。ステム(茎)をカットしてリボンに挿すだけの簡単手作りアレンジです。
使用アイテム
①菊とピックを束ねます。
②フラワーテープで巻いていきます。
③ステムを短くカットし、フラワーテープで巻きあげます。
④リボンを結びます。
★リボン結びのやりかたはコチラ
⑤リボン結びの結び目に③を挿し留めて完成!
このまま飾って楽しむのはもちろん、さらにひと手間加えてアレンジしても。 プレートに貼りつけて麻紐を通し、壁掛けアレンジにしてみました。 木製のプレートなら木工用ボンドで簡単に接着できるので、初めての手作りにもおすすめのアイテムです。
続いてはボリューミーなアレンジです。 シャビーシックなカラーのマムで、ピンクとグレーの鉄板コーデにしてみました。アーティフィシャルフラワーだからこそできるカラーリングで、マムの雰囲気を一新。
使用アイテム
ニットの編地のようにも見えるベースのデザインと、マム全体に施されたフロック加工のほこほことした質感はあたたかみがあり、秋に向けたインテリアぴったり。 玄関に置いたら、訪れたお客様の目も楽しませてくれそうです。
風合いある仕上げと、表面のアラベスク文様が印象的なベース。雰囲気のあるモチーフを使いながらフェミニンでもある個性的なデザインは、エレガンスが掛け合わさったインテリアにしっくり馴染んでくれます。
古いものと合わせればシャビーシック風に、シンプルなものと合わせれば韓国インテリア風に。好みに合わせて取り入れてみてください。
渋いイメージ、ポップなイメージ…種類によって大きくちがった表情をもつお花・マム。 和と洋、相反するそれぞれの魅力を存分に楽しんでみてくださいね。
リボン結びのやりかた
①リボンを約80cmにカットします。
②片側に輪を2つ作ります。
③長く垂れている方を上から一周巻きつけます。
④巻きつけた先端(●の部分)を結び目に通したら、リボンの両側を引っ張ってきゅっと締めます。
ピックを挿す場合、この時に結び目にピックを挿して、もう一度強くリボンを締めてください。
⑤輪になっていない2枚を斜めにカットして完成。