第12弾のテーマは「プロテア」
1980年代からじわじわと流通量が高まり、今ではインテリアからブライダルまで幅広いシーンで引っ張りだこのお花、プロテア。 個性的な花姿でその人気は不動の地位を確立しつつあるものの、実際お部屋に飾るにはハードルの高さを感じている方も、まだまだ多いのではないでしょうか。 今回は、同じシリーズのブーケを2種類使い、プロテアをセンス良く、そして手軽に飾るアイディアをご紹介します。
まずは、ふだん楽しむかんたんアレンジから。 使用するのは「ワイルドプロテアブーケ」。 プロテアと共に、さまざまなリーフが既にブーケ状に組まれている商品は、花合わせが苦手な方におすすめのアイテムです。 さらに、今回はブーケをばらさずそのまま使用。リボンをお好みの長さにカットして、ペーパーラフィアの上から巻いたら完成です。
画鋲やフックに吊り下げれば、素敵なインテリアのアクセントに。
吊るし用のリボンを外し、テーブルやちょっとしたスペースに置いて飾るのもおすすめ。 リボンはブーケに使われている花材に近い色味にすると、インテリアにもナチュラルに馴染みます。
続いては、ちょっと特別感あるボリューミーなアレンジ。 「ワイルドプロテアブーケ L」を使い、シンプルな投げ入れアレンジを作っていきます。 こちらにはブーケの他に、秋を感じるアイテムをプラス。ブーケと同系色のパンパスを数本ミックスするだけでボリュームがアップします。
ベースにはスモークガラスを使って洗練された印象に。 アイボリー×グレーは、インテリアやファッションでも都会的な雰囲気を色合わせ。 また花材の足元が見えることで抜け感が生まれ、暑さが残る時期でも軽やかに飾れます。
投げ入れる際は、花材のバランスに注意しましょう。 基本は、大まかに三角形を意識した配置に。実ものなどアクセントになるものは、少し高さを出したり、前の方に入れるなどして目立たせてあげましょう。 また、今回はパンパスを2本使っていますが、離して配置するとツノのようになってしまうので、一か所にまとめて入れています。 「ナチュラロングテールブーケ」は、キャットテールが8本で1束になっているのでばらし、アレンジのすき間に入れてボリュームをもたせる役割を。8本すべて使おうとせず、バランスを見ながらお好みの量を入れてみましょう。
お花の中でも個性が秀でたプロテアのナチュラルな表情、いかがでしたでしょうか。 花合わせに迷うことなくアレンジが完成するブーケ、ぜひ活用してみてくださいね。