日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。
今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。
この春からの【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。
時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。
アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。
第9弾のテーマは「ヒマワリ」
夏の風物詩、ヒマワリ。
一輪佇んでいるだけで場がパッと華やぐ存在感は、季節を感じさせるだけでなく、見る人の心も明るく照らしてくれるようです。
そんなヒマワリを、この時期らしい明るさと大胆さで楽しんでみませんか。
まずは日常を彩るミニアレンジから。
メインのヒマワリは「ラヴィーヌサンフラワー」。
花径が小ぶりなヒマワリを、カラフルなジェリーシリーズのベースでアレンジしました。
お花と花器のバランスについてはコチラ
メインのヒマワリがシンプルなので、ベースと合わせる花材の色づかいで存在感を引き出します。
アンスリウムやアジアンタムで南国風のリラックスムードを演出し、差し色にピンクのルスカスをプラスしました。
添える花材の色味がグリーンだけだと、色鮮やかなベースの個性が勝ってしまい、かえって少しさみしい印象に…。
やわらかなピンクのルスカスはそれだけで個性的なだけでなく、それぞれのベースの色味を繋げる役割を担ってくれ、アレンジ全体にまとまりをもたせてくれます。
ひまわりは枝分かれの部分でカット。アンスリウムはステムをくるくると丸めます。
遊び心が感じられ、見て楽しいだけでなく、長さ調整と固定がしやすくなる、アーティフィシャルフラワーならではなテクニックです。
アジアンタムとルスカスは、リーフがベースの口にかかる辺りでカットします。
ベースと花材の組み合わせは自由!お好みのバランスとあなただけのセンスで、気楽に投げ入れを楽しんでみてください。
続いては、特別感を演出するゴージャスなディスプレイ。
淡いミントグリーンのヒマワリは高さを生かして迫力たっぷりにアレンジ。元気なイメージのあるヒマワリを大人な雰囲気に見せてみました。
ドライタッチのリーフの質感、落ち着きあるアースカラー。
エレガントさを印象づけるプリーツやインパクトあるサイズ感、晩夏の気配を思わせるどこかアンニュイな表情は、日々の生活感を希薄にし、いつもの場所を非日常的な空間に演出します。
こちらはヒマワリ、リーフ共にカットせず、ベースにそのまま投げ入れています。
前後左右で高低差を出し、お花の向きもさまざまな方向に向けて、全体の奥行きを意識しましょう。
花材の量が多めなので、投げ入れた後に数本引き出してもバランスが崩れにくく、お花初心者さんでも心配なくチャレンジできます。
またリーフもヒマワリと同様、正面だけでなく横顔が見えているものがあると良いです。
リーフには裏表があるのでご注意を。
夏の顔ともいえるほど定番のお花だからこそ、手を抜かず華やかに。
ちょっとしたスパイスを加えるように、彩りを楽しんでみてください。
飾る前に!アーティフィシャルフラワーの整え方
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