日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。
今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。
【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。
時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。
アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。
第10弾のテーマは「コスモス」
街中では秋を先取りしたアイテムも並び始める時期とはいえ、まだまだ夏真っ盛り。
うだるような暑さの今は、ガラスベースで涼しげにお花を飾りませんか。
今回の主役はコスモス。秋のはじめに、スラリと華奢な茎を風に揺らめかせる姿は可愛らしく、私たちの目と心を癒してくれます。
まずはダイニングを舞台に、普段のお部屋におすすめのアレンジから。
ぴょんぴょんといろいろな方向を向いた茎が可愛らしい一方、シックな表情をただよわせるチョコレートコスモスなら、大人っぽくテーブルを飾ってくれます。
同系色のベリーを添えればディスプレイ感がアップ。パープル系の濃淡が、深みのあるアクセントになります。
そのままでは高さがありすぎて生けづらいので、ベースに合わせて少しカットしましょう。
お花と花器のバランスについてはコチラ
ベースは、シナリーシリーズのウッド&ガラスベースを形ちがいで使用しました。
ウッド部分のぬくもりで落ち着いた雰囲気にみえるだけでなく、インテリア感覚でお部屋に馴染んでくれます。
野花らしい素朴さと清楚さが印象的なコスモスですが、どっさりと投げ入れたらとても華やかなディスプレイに!
使用しているのは「ナチュールコスモス」シリーズのみ。
何色混ぜても軽やかなのは、コスモスの花ならではの魅力です。
色のバランスはお好みでOK。今回は、オーキッド系の濃いカラーをアクセントで1本ずつ、その他ピンク系は2本ずつ使用しています。
ざっくり束ねてベースに投げ入れたら、お花とお花のすき間から別の色を覗かせるように花首を動かしてみましょう。同じ色が固まらないようにすると、より自然体に見えますよ。
茎もカットしていないので、テクニックはまったく必要ありません。
ボリュームのあるフラワーアレンジを飾ってみたいお花初心者さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回、両方のアレンジに使用しているシナリーシリーズのベース。
表面にハンマートーンという仕上げを施した、独特の質感が特徴です。
ガラスの向こうをぼやかせるランダムなでこぼこは、光の当たり具合によって表情を変え、生けたお花の美しさを引き立ててくれます。
凹凸のある仕上げは、アーティフィシャルフラワーの茎のプラスチック感をやわらげて見せてくれる効果も。
陶器などでなく、あくまでもガラスベースでアーティフィシャルフラワーを飾りたいという時におすすめですよ。
外は暑くても、インテリアではちょっとずつ秋を意識したい。
そんな方はぜひ参考にしてみてくださいね。
飾る前に!アーティフィシャルフラワーの整え方
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