第5弾のテーマは「ライラック」
カジュアルにも豪華にも振る舞える魅力たっぷりのライラックを、ご自宅に取り入れてみませんか? ヨーロッパで春の花として古くから愛されているライラック。 冷涼な土地を好むため、日本では北海道などで栽培が盛んです。 暖かい季節の到来を告げる花でありつつ、アジサイにも通じるどこか涼しげな表情は、初夏のお部屋を彩るのにピッタリ。 まずはふだんのインテリアにおすすめの飾り方から。 使用したのは、比較的小ぶりでアレンジに使用しやすいフレリアライラック。ガラスとラタンの組み合わせが軽やかな一輪挿しで、ほんのりリゾートテイスト香るアレンジに。
続いてはお客様をお迎えする際の華やかなディスプレイ。 シックなスモークガラスのベースに、2種類のライラックを贅沢に使って。 ブルームライラックのシックな色味に、フレッシュなジュリアライラックを添えてコントラストを出しています。 ボリュームのあるライラックは重さで傾きやすいので、片側に寄せるように飾るとバランスがとりやすい上、オシャレに見えておすすめです。
ボリューミーな花材を生ける際は、先に束ねてひとまとめにしておくと飾りやすくなります。 ざっくりと束ねてケーブルタイなどで留めたら、ベースに合わせてステムの長さを整えましょう。 目安は、ライラックの葉がベースの口元にちょうどかかるくらい。 青々とした葉がアクセントになり、見た目にメリハリのあるアレンジになりますよ。
ぶどうのようなこんもりとした花姿はどこかメルヘンチックでもあり、どのお花とも違う個性があるライラック。 夏にかけての爽やかな時期、ふだんのお部屋をどこか非日常に誘ってくれるライラックを ぜひ楽しんでみてくださいね。
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