雑誌などで見かけるおしゃれなインテリアの数々。
マネしてみたい!とは思うものの、どこから手を出したらいいのか、ポイントはどこなのか、なかなかわからないものですよね。
できたらお花やグリーンも上手に取り入れて、お部屋を今よりセンスアップできたら…と思ったことはありませんか?
「インテリアに合わせて、お花の飾り方も変えてみたい」
「好みのお花に合わせて、お部屋の雰囲気を変えてみたい」
そんなあなたへ、昨今人気の3つのインテリアスタイルの解説と共に、
それぞれのスタイルにマッチするおすすめのアーティフィシャルフラワーについてお伝えします!
クールさが魅力!インダストリアル
スタイルのポイントは?
「インダストリアル」とは、「工業的」「産業的」という意味です。
20世紀初頭にフランスで流行したスタイルで、機能性のある中に表れる無骨な雰囲気と無機質感がポイント。
マテリアルとしては、スチール、コンクリート、メタル素材などで、
工場街をイメージさせるような、かっこいいデザインのインテリアスタイルです。
マッチするお花やベースは?
インダストリアルスタイルにおすすめなのは、多肉植物やリーフなどのグリーン。
お花は個性的な
ワイルドフラワーをチョイスすると、カッコよさをキープしたまま華やかさをプラスできます。
無機質感が大きなポイントのインテリアだからこそ、たっぷりとグリーンをあしらってもうるさい印象にはなりません。
グリーン以外でおすすめなのが、ベージュやカーキといった乾いた質感のアースカラー。
リラックスムードの演出に活躍する南国風のリーフも、個性的にカッコよく決まります。
陰影を強調するメタリックカラーもおすすめ。
アーティフィシャルフラワーならではの加工で、インテリアをより自分らしく楽しめます。
コンクリート打ちっぱなしの壁や、スチール素材の家具…実際にインダストリアルスタイルのお部屋を作るとなると、手間もお金もかかるもの。
雰囲気だけでも取り入れたい!という方は、小さなスペースのディスプレイから変えてみるのがおすすめです。
Pick Up Items
色は黒、素材はコンクリートやワイヤーなど、まずはベースで無機的なカッコよさを意識してみましょう。
プラスする花材はリーフだけ、木の実だけでもしっかりと絵になり、いわゆる「お花を飾る」というイメージとはまた違った魅力を味わえます。
上品でどこかあたたかい。シャビー・シック
「シャビー・シック」という言葉は、英語とフランス語からなる造語。
英語で「古めかしい」を意味するshabbyに、フランス人にとって最大の賛辞ともいわれるchic(「上品な」「シックな」)を付け加え、
古きよきものにエレガンスをプラスした、フランス流の洗練されたインテリアスタイルが、
シャビー・シック(フレンチ・シャビ―)です。
イギリスやフランスでは、古いものをリスペクトし、大切に使い続けていくのが主流。
誕生から100年以上を経過したアンティークの家具や雑貨が、ごく自然に日常に溶け込んでいます。
スタイルのポイントは?
メインのマテリアルは、木や麻、パニエ(かご)などの天然素材。
ペンキが剥げかけた木製のテーブルや、錆びの浮いたアイアン製の雑貨、使い込むごとになじむリネン…。
経年劣化により味わいを増していく天然素材に、
ホワイトやグレー、くすみブルーといった淡いカラーパレットを織り交ぜます。
マッチするお花やベースは?
シャビー・シックスタイルには、植物も欠かせません。
生き生きとしたグリーンや可憐なブーケはもちろんのこと、ドライフラワーもマッチします。
アーティフィシャルフラワーなら、ドライタッチのくすんだものや、白やグレーなどの淡いトーンのものを。
ビビッドカラーよりもやわらかな印象になり、お部屋全体の印象が上品にまとまります。
特におすすめなのはアジサイ。本場・フランスで人気のお花なだけあって、シャビー・シックのインテリアにとてもよく合います。
またグリーンならユーカリは投げ入れるだけでも雰囲気が高まり、おすすめです。
≫おすすめのアジサイはコチラ
≫おすすめのユーカリはコチラ
Pick Up Items
「シック」の要素として、キャンドルや鳥かごといった美しさを感じさせるモチーフがよく取り入れられます。
ゴールド色の雑貨も嫌味なくなじみ、美しい世界観の程よいアクセントに。
ベースには風合いのある木箱やブリキを取り入れると、シャビー・シックなムードが高まります。
とはいえ、実際に古いものを用意するのは大変。
アンティーク風の加工を施したアイテムをフル活用して、シャビー・シックな空間作りを叶えてしまいましょう!
水回りもエレガントなシャビ―スタイルで♪
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シンプルさが心地よい北欧スタイル
スタイルのポイントは?
天然木素材の家具に、彩度が低めの落ち着いた色調のファブリック。居心地の良さを重視したシンプルさをベースに、色やモチーフで遊び心を加えるのがポイントの北欧スタイル。
実は和の家具やインテリアとも相性が良く取り入れやすいので、気分転換にちょっと模様替えしたいというも手軽にチャレンジできます。
マッチするお花やベースは?
北欧スタイルのいいところは、気分で選んだお花がなんでもマッチする自由度の高さ。
シンプルな
ガラスベースに飾れば、お花の色や周りの雑貨でさらに空間を自分好みにアレンジしやすくなります。
オブジェ感覚で個性的な花器を並べるとさらにそれっぽく。
花や動物をモチーフにしたオブジェを取り入れるのもオススメ。
ビビッドカラーのお花で差し色すればさらに空間が華やかになります。
ホワイトを基調としたスペースには、思いきって大ぶりなグリーンを飾っても。清潔感があり、爽やかなインテリアになりますよ。
アーティフィシャルのグリーンなら、あまり日が差さないサニタリースペースなどにも気兼ねなく置くことができます。
グリーンの印象がガラリと変わる
鉢カバーも、ヒヤシンスなどの天然素材のものをチョイスしてみましょう。
≫アーティフィシャルグリーンはコチラ
また北欧インテリアでは照明も大きな存在。
おしゃれなペンダントライトやフロアライトを取り入れると素敵な空間になりますよ。
さらにプラスαのアイテムとしてラグを取り入れるのもおすすめ。自然をモチーフにしたポップな柄のファブリックは、ナチュラルな空間にマッチします。
グリーンと鉢カバーの組み合わせをご提案♪
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Pick Up Items
出窓に、サイドテーブルに、お花の傍らに。そっと置くだけで心がほころぶオブジェは欠かせません。
花器をユニークなものにするだけでも、今までとはちょっと違った雰囲気に。
○今、注目の韓国インテリアって?
ファブリックは白や生成りなどを基調に、素材はコットンやリネンなど自然素材のものを。
ナチュラルな木製の家具を合わせ、ものはできるだけ少なく配置するのがポイントです。
差し色にはくすみブルーやくすみピンクといった淡いカラーを使い、やさしい雰囲気にまとめます。
韓国インテリアで人気なのがアーティフィシャルフラワーのチューリップ。お部屋のアクセントにするとさらにテイストが高まります。
くすみカラーのアーティフィシャルフラワーや、ドライフラワーで大人っぽく飾るのも◎。
また間接照明(
電飾)や
キャンドルといった小物をアクセントにして、上品さや高級感をプラスするのもおすすめです。
Pick Up Items
いかがでしたでしょうか。
大がかりな模様替えはできなくても、雑貨やお花の取り入れ方で、お部屋も気分も変わるもの。
おうち時間をもっと心地よくするヒントにしてみてくださいね。