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【Only one Wedding】ウェディングブーケを作ろう バレリーナブーケ編
2024/01/15 00:00
アーティフィシャルフラワー(造花)で手作りするウェディングアイテム

永遠に咲くお花で、あなただけのウェディング。

一生に一度の結婚式。 「特別な思い出」を、あなたらしく手作りしませんか? 新連載【 Only one Wedding 】では、MAGIQのアーティフィシャルフラワーを使った、手作りウェディングアイテムをご提案します。 アーティフィシャルフラワーは永遠に咲くお花。 式の後も、好きな場所に好きなだけ飾っておくことができますよ。 大切な日の思い出を、いつまでも鮮やかに、美しく。
クラフト初心者集まれ!あると便利な資材紹介 クラフトはじめて

第10弾のテーマは「バレリーナブーケ」

バレリーナが手足を広げて舞う姿になぞらえて名づけられた「バレリーナブーケ」は、韓国花嫁に近年人気のスタイル。 手作り初心者さんでも作りやすいのに、抜群のセンスを感じさせるユニークなデザインのブーケです。 選ぶ花材や色味によってオリジナリティを出しやすいのもポイント。 今回は、花嫁の幸福のジンクス「サムシングブルー」をイメージし、ブルーをメインにデザインしてみました。

オンリーワンウェディング バレリーナブーケ

※あると便利な道具:ケーブルタイニッパークラフトハサミ

サムシングブルー(Something Blue)とは?

    「二人の結婚が幸せなものになりますように」という願いを込めたおまじない・ サムシングフォー(Something Four)のうちの一つ。 サムシングフォーとは、
  • 1.サムシングブルー(Something Blue)  …何か青色のもの(青色=聖母マリアを象徴する色で、純潔を意味する)
  • 2.サムシングオールド(Something Old)  …何か古いもの(家族などが大切にしてきたものや伝統を象徴するもの)
  • 3.サムシングニュー(Something New)  …何か新しいもの(二人の新しい生活・新しい人生を象徴するもの)
  • 4.サムシングボロウド(Something Borrowed)  …何か借りたもの(幸福な結婚生活を送っている人の幸せをおすそ分けしてもらう)
  • 結婚式でこれら4つのものを身に着けると幸せになれるといわれ、 ヨーロッパで200年以上前から伝承されています。

今回使用する材料はこちら。同じ花材を2セット用意し、同じブーケを2つ作ります。 左右それぞれ画像の端(デルフィニウム)から内側(青いローズ)に向かって順に重ねて束ね、ワイヤーで留めます。束ね方はクラッチブーケの作り方を参考にするとわかりやすいですよ。

オンリーワンウェディング バレリーナブーケ

使用材料

  • ●デルフィニウム ×2本
  • ●ローズ(ホワイト)4種類 ×2本ずつ
  • ●ブルースター ×2本
  • ●ローズ(ブルー)1種類 ×2本
  • ●ハイドレンジア ×2本
  • ●マットシフォン 30mm(サムシングブルー)
  • ●マットシフォン 30mm(オフホワイト)
  • ●900サテン・R 25mm(オフホワイト)
  • \クラッチブーケの作り方:詳しくはコチラ/ クラッチブーケの作り方

    同じブーケが2つできました。 この後、ブーケのステム部分が中心を向き合うように重ねて合体させます。ステム部分がブーケの持ち手となるので、実際に手にとり持ちやすそうな長さを確認して切り揃えましょう。

    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ
    画像のように、ステム同士を上下でぴったりと重ね合わせます。
    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ
    重ね合わせたステムの両端をワイヤーで巻き留めてしっかりと固定します。 ワイヤーは2本取りが強度が増しておすすめ。 ワイヤーでうまく留められない方は、ケーブルタイで代用してもOKです。
    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ

    ワイヤーで2つのブーケを固定した状態です。次はここをリボンで隠していきます。

    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ
    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ
    リボンを巻く前に、まずはフラワーテープを巻いてさらにステム部分を補強します。 フラワーテープはリボンの色味に合わせたカラーを選ぶのがおすすめ。今回は白いリボンを使用するため、フラワーテープも白にしています。
    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ
    フラワーテープの上からリボンを巻いていきます。 材料画像で白いリボンが2本登場していますが、ここで使用するのはサテン素材の「900サテン・R 25mm」。 幅が細めのタイプの方がしっかりと巻きやすいのでおすすめです。

    巻き方はブーケのリボンの巻き上げと同様で、まず端からぐるぐるとリボンを巻いていき、巻き終わりの部分に親指を置きます。 親指の上からリボンをもう1周巻き、親指の空間にリボンの足を入れ、引っ張ります。 最後に装飾用のリボンを結びます。 今回は、シフォン素材のリボンの色ちがいを使用。2本ともステムの片側に寄せて結び、アシンメトリーなデザインに。 下に向かって垂れるようにたっぷりと長めに結ぶとより優雅な印象になりますよ。

    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ オンリーワンウェディング バレリーナブーケ

    ブーケの背面です。 四方見のように、背面も表と同じように、お花が外側を向くようきれいに組むのがポイントです。

    オンリーワンウェディング バレリーナブーケ オンリーワンウェディング バレリーナブーケ

    バレリーナブーケは、リースブーケと同じように持ちます。片手で持てばカジュアルな印象に、両手で持てば清楚で穏やかな印象に。 キャンドルサービスなどの際には、ステム部分を腕に掛けても素敵です。 歩くたび、ドレスの裾に合わせてゆらゆらとお花が揺れる様子は、まさに優美の一言。 可愛らしくもあり、美しくもある。 そんなちょっと変わったバレリーナブーケ、ぜひ作ってみてくださいね。

    \ コチラもcheck! / 作る前に!!アーティフィシャルフラワーの整え方 アーティフィシャルフラワーってなに?お花の整え方

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    【今月のちょこデコ】量で変わる。うつわで変わる。シーン別 季節のお花の飾りかた ラナンキュラス編
    2024/01/05 00:00
    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた
    日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。 ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。 ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。 お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。 今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。 ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。 ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。 お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。 【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。 時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。 アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。

    第18弾のテーマは「ラナンキュラス」

    お正月が明け、日常の慌ただしさを取り戻しだす1月。 疲れが溜まりやすいこの時期は、心ほころぶやさしいフラワーアレンジで癒しを感じてみませんか? フリルのような可憐な花びらに、淡い色調。 華やかさと優しさをあわせもつラナンキュラスは、早春のお部屋を彩るのにぴったりです。

    飾る前に!アーティフィシャルフラワーの整え方 アーティフィシャルフラワーってなに?お花の整え方

    いつもはシンプルな一輪挿しのアレンジも、苔玉を使ってユニークに。 ころんと丸い八重咲のラナンキュラスを主役に、ほんのりと淡く色づいた花びらが春の始まりを予感させるディスプレイ。

    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

    虫の心配や水やりなどの管理が不要で、取り扱いも楽ちんなアーティフィシャルの苔玉。 中は発泡スチロールなので、花材も簡単に挿すことができます。

    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた
    まずは花材のステム(茎)をカットします。 お花が大きめのラナンキュラスは、ステムが長いとお花の重みで倒れやすくなるため、枝分かれした部分の5cm下くらいを目安にカットするのがおすすめです。 逆に梅のような小花系は、枝ぶりを美しく見せる意識で気持ち長めにカットしても。
    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた
    切った花材を苔玉に挿します。 挿せる深さは1cm程度までと浅いので、お花が倒れるようならステムの先端にボンドをつけてから挿すと安定します。
    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた
    挿した花材を軽く曲げ、動きを出します。 一気に大きく曲げようとするのではなく、しならせるように少しずつ曲げていきましょう。
    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた
    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

    今回ラナンキュラスに合わせたのは、冬を盛りに咲き誇るクリスマスローズと、どの花より早く春の訪れを告げてくれる梅の花。 気温が低く、色彩に乏しい冬の風景の中、そっと春を感じさせてくれるお花たちを添えて、お部屋の中を明るく彩ってみませんか。

    品種によってまるで異なる表情のラナンキュラス。 続いては生花の「ラックスラナンキュラス」を模したリュクスラナンキュラスをたっぷり使ったアレンジです。 スプレー咲きの花材なら、少ない本数でもとても華やかに仕上がります。

    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

    インテリアと楽しむアーティフィシャルフラワーの飾りかた

    パステルカラーの中に白色の小花をミックスして爽やかに。小花の色とシンクロさせて、花器も白のエレナトールを合わせてゆるやかにつながりをもたせました。 花器の個性的なフォルムでエッジを効かせて、シンプルすぎない投げ入れアレンジの完成です。

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    お花と花器のバランスについてはコチラ ちょこテク

    ユニークに見えてテクニック不要のかんたんアレンジ、いかがでしたでしょうか。 お部屋のなかに小春日和のうららかさを取り込んで、仕事始めの疲れを癒しましょう。

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