日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。
今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。
【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。
時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。
アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。
第18弾のテーマは「ラナンキュラス」
お正月が明け、日常の慌ただしさを取り戻しだす1月。
疲れが溜まりやすいこの時期は、心ほころぶやさしいフラワーアレンジで癒しを感じてみませんか?
フリルのような可憐な花びらに、淡い色調。
華やかさと優しさをあわせもつラナンキュラスは、早春のお部屋を彩るのにぴったりです。
飾る前に!アーティフィシャルフラワーの整え方
いつもはシンプルな一輪挿しのアレンジも、苔玉を使ってユニークに。
ころんと丸い八重咲のラナンキュラスを主役に、ほんのりと淡く色づいた花びらが春の始まりを予感させるディスプレイ。
虫の心配や水やりなどの管理が不要で、取り扱いも楽ちんなアーティフィシャルの苔玉。
中は発泡スチロールなので、花材も簡単に挿すことができます。
まずは花材のステム(茎)をカットします。
お花が大きめのラナンキュラスは、ステムが長いとお花の重みで倒れやすくなるため、枝分かれした部分の5cm下くらいを目安にカットするのがおすすめです。
逆に梅のような小花系は、枝ぶりを美しく見せる意識で気持ち長めにカットしても。
切った花材を苔玉に挿します。
挿せる深さは1cm程度までと浅いので、お花が倒れるようならステムの先端にボンドをつけてから挿すと安定します。
挿した花材を軽く曲げ、動きを出します。
一気に大きく曲げようとするのではなく、しならせるように少しずつ曲げていきましょう。
今回ラナンキュラスに合わせたのは、冬を盛りに咲き誇るクリスマスローズと、どの花より早く春の訪れを告げてくれる梅の花。
気温が低く、色彩に乏しい冬の風景の中、そっと春を感じさせてくれるお花たちを添えて、お部屋の中を明るく彩ってみませんか。
品種によってまるで異なる表情のラナンキュラス。
続いては生花の「ラックスラナンキュラス」を模したリュクスラナンキュラスをたっぷり使ったアレンジです。
スプレー咲きの花材なら、少ない本数でもとても華やかに仕上がります。
パステルカラーの中に白色の小花をミックスして爽やかに。小花の色とシンクロさせて、花器も白のエレナトールを合わせてゆるやかにつながりをもたせました。
花器の個性的なフォルムでエッジを効かせて、シンプルすぎない投げ入れアレンジの完成です。
お花と花器のバランスについてはコチラ
ユニークに見えてテクニック不要のかんたんアレンジ、いかがでしたでしょうか。
お部屋のなかに小春日和のうららかさを取り込んで、仕事始めの疲れを癒しましょう。
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