【今月のちょこテク】 Vol.6
生花とは違い、花首を好きな向きに傾けたり、茎を自由に曲げたりすることができるアーティフィシャルフラワー。
自由度が高いからこそ、初めて触る方はその扱いに戸惑ってしまいますよね。
そこで!
ちょこっとのテクニックで季節ごとのアーティフィシャルフラワーを上手に飾れるようになる新連載、
【今月のちょこテク】が新たにスタート。
どなたでもすぐにマネできる、アーティフィシャルフラワーがきれいに見える飾り方のコツをプロが伝授いたします!
第6弾のテーマは「ボリュームのある飾り方」
普段、おうちに何気なく飾るお花。たくさんの材料を買い込んでアレンジすることってなかなかないですよね。
少ない花材でも花束のようなボリュームで華やかに飾れるテクニックをご紹介します!
カップ型の花姿が愛らしい一重咲きのラナンキュラスと、可憐なラインを描くスイトピー。
華やかな2種のお花を、まずは小花と共に飾ってみましょう。
お花が全体的に傾いています。またスイトピーは下を向いてしまっていて、少し寂しげに見えますね。
これは、お花の”支え”が十分でないため。
花束を飾ったときのようなボリュームを出すには、お花がしっかりと安定して前を向いていることが大切です。
そのために今回は、クッションになる花材をちょこっとプラス。
花瓶の口元をグリーンで埋め、土台を作ります。
その間にお花を挿し込むとお花が留まりやすくなり、安定感が出ますよ。
改めて2つを見比べてみましょう。
○ よい例
|
× わるい例
|
グリーンをプラスしただけでこのボリュームの違い!お花の向きも安定しましたね。
飾ってみたけどなにか物足りない…というとき、お花を増やしたくなるところを、あえてグリーンを1種類付け足す。
今回は特に、グリーンの鮮やかさがお花の春らしい色味を引き立て、全体をより軽やかに見せてくれています。
飾ったお花にボリュームを出したいときは、クッションになる花材(グリーンなど)をプラスして土台を作る。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
この記事の商品のご購入はこちら