お花でお部屋をデコレーション!新連載【今月のちょこデコ】
おしゃれなお部屋に必ずと言っていいほど取り入れられている、お花やグリーン。
色や種類にとらわれず、自由に飾るのももちろん素敵ですが、
時にはインテリアのテイストに合わせて花器やお花を選べたら…よりお部屋がセンスアップする気がしませんか?
新連載「今月のちょこデコ」では、この数年の定番人気といえる「インダストリアル」「北欧風ナチュラル」「シャビー・シック」の3つのインテリアスタイルについてお伝えするとともに、
それぞれの世界観を手軽に演出するお花の選びかた・飾りかたをご提案。
模様替えの参考に、新生活のスタートに。
ほんの小さなスペースから、あなたのお部屋をちょこっとデコレーションしてみませんか?
第7弾のテーマは
「和室で実現 華のあるインダストリアルインテリア」
スチールや木材、レンガ造りの壁などの無機的な素材を多用し、工業デザイン特有の粗削りな雰囲気を楽しむインダストリアルスタイル。
無機質感が大きなポイントであるがゆえ、植物を取り入れる際にも、その世界観を損なわないようなものを飾るのが一般的です。
可愛らしく華やかなお花というよりも、多肉植物などのグリーンや、彩度を抑えたドライフラワーといった、どちらかというとクールな印象のものが取り入れられる傾向にあります。
≫インダストリアルスタイルとは?さらに詳しくはコチラ
機能性を重視し、余分な装飾はそぎ落とした無駄のないデザイン。
何かを付け加えるのではなく、素材そのままの飾り気のなさや味わいを楽しむ。
そんなインダストリアルスタイルの精神は、日本伝統の様式美にも通じるものがあるのではないか?
そう考え、選んだ今回の舞台は「和室」。
合わせるお花は、あえて色もかたちも洋の華やかさをもつお花をチョイスしました。
インダストリアルスタイルのインテリアとは対極のイメージのある、畳のお部屋。
典型的な和室でも、アイテムの色や素材をほんの少し意識するだけで、十分カッコいい空間になります。
木製の家具を取り入れる場合、直線的なデザインで、木目はダークブラウンなど暗めのものを。
家具の脚や照明など、ポイントでアイアン素材や黒が入っていると尚、インダストリアルな雰囲気が高まります。
そして、空間に対して物は極力少なくシンプルに。
和室の素朴で趣ある雰囲気を生かしてこそ、華やかなお花が引き立ちます。
無機質な空間に凛と彩りを灯す、メインカラーのマゼンタ。
あえてビビッドな色味をプラスしたら、落ち着きがありつつもあでやかな印象に。
流れるようなリキュウソウに、個性的なアストランティア、そしてクレマチスの鋭角な花びらで、静かな空間に動きを加えます。
花器はガラスで涼しげに。グレーがかったスモークガラスなら、スタイルをキープしたまま季節感も意識することができるので、夏のインダストリアルインテリアにぴったりです。
馴染ませるというよりも、より際立たせるように。
生け花のようなイメージで、クールさと華やかさの調和を楽しんでみてください。
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