日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時、たっぷりと華やかに。
今回の連載では、そんな2つのシチュエーションで、季節のお花の魅せ方をご提案していきます。日々の暮らしを彩ってくれるさまざまなお花たち。
ふだん何気なく目にするようなお花でも、飾る量や使ううつわを変えるだけでまったく違った見え方になります。
ふだんのお部屋や食卓にさりげなく。
お客様をお迎えする時には、たっぷりと豪華に。
この春からの【今月のちょこデコ】では、そんな2つのシチュエーションごとに季節のお花を飾っていきます。
時に雑貨感覚で、時にハッと息をのむような華やかさで。
アーティフィシャルフラワーだからこそできる自由な発想と、同じお花の異なる表情をお楽しみください。
第5弾のテーマは「ライラック」
カジュアルにも豪華にも振る舞える魅力たっぷりのライラックを、ご自宅に取り入れてみませんか?
ヨーロッパで春の花として古くから愛されているライラック。
冷涼な土地を好むため、日本では北海道などで栽培が盛んです。
暖かい季節の到来を告げる花でありつつ、アジサイにも通じるどこか涼しげな表情は、初夏のお部屋を彩るのにピッタリ。
まずはふだんのインテリアにおすすめの飾り方から。
使用したのは、比較的小ぶりでアレンジに使用しやすいフレリアライラック。ガラスとラタンの組み合わせが軽やかな一輪挿しで、ほんのりリゾートテイスト香るアレンジに。
ライラックは枝分かれでカット。
ステムを曲げることで微妙に高さの違いを出して、奥行きと自然な表情を引き出しています。
続いてはお客様をお迎えする際の華やかなディスプレイ。
シックなスモークガラスのベースに、2種類のライラックを贅沢に使って。
ブルームライラックのシックな色味に、フレッシュなジュリアライラックを添えてコントラストを出しています。
ボリュームのあるライラックは重さで傾きやすいので、片側に寄せるように飾るとバランスがとりやすい上、オシャレに見えておすすめです。
ボリューミーな花材を生ける際は、先に束ねてひとまとめにしておくと飾りやすくなります。
ざっくりと束ねてケーブルタイなどで留めたら、ベースに合わせてステムの長さを整えましょう。
目安は、ライラックの葉がベースの口元にちょうどかかるくらい。
青々とした葉がアクセントになり、見た目にメリハリのあるアレンジになりますよ。
ライラックはステムがとても太いので、カットする際もコツが必要です。
まずはハサミで切り込みを入れて表面のビニール部分を切り取り、中のワイヤーを露出させます。
≫ハサミはコチラ
その後、ニッパーでワイヤーをカットします。無理にカットしようとせず、ある程度ワイヤーに刃が入ったら手で折ってもOKです。
≫ニッパーはコチラ
≫コチラもおすすめ:アーティフィシャルフラワーのカットの仕方
ぶどうのようなこんもりとした花姿はどこかメルヘンチックでもあり、どのお花とも違う個性があるライラック。
夏にかけての爽やかな時期、ふだんのお部屋をどこか非日常に誘ってくれるライラックを
ぜひ楽しんでみてくださいね。
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